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スマホやネットで10代の人も認知症に?恐るべき、”デジタル認知症”の実態とは?

   

「認知症になるのは、おじいちゃんおばあちゃんだけでしょ?」
「二十代の自分には関係のない話」
実は、そうとも言えないようです。

アルツハイマー型認知症をはじめとした認知症は、中高年の人の病気というイメージがありますが、若者でもデジタル機器の過度な使用によって、認知症に似た症状が現れることが明らかになってきました。

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デジタル認知症

本来であれば、認知症のような症状が現れるとは考えにくい若年者に見られる認知症様症状で、かつデジタル機器の過度な使用が原因となっているものをいいます。

10代の若者で、デジタルに頼りきっている人の中に、脳損傷を起こした際と同じような認識力の低下が起きていることが判明しました。若者(18代~39代)を調べた結果、記憶、集中力、注意力、計算能力などのいずれかが低下した人は、なんと1割以上にものぼるらしいです。

症状

おもに「記憶障害」と「精神障害」です。

一般的に認知症で障害されると考えられている機能が障害されます。

原因

デジタル機器の使用によって、脳の機能を使わずとも生活ができる世の中になっていることが原因と言えそうです。

それによって、脳の活動性が低下することが原因と考えられます。

例えば、自分の記憶力に頼らずとも、困った時にその場でスマートフォンで情報を検索すれば、たいていの必要な情報が手に入ることを思い浮かべていただければわかりやすいと思います。

自分の記憶力を必死で使うこともないので、記憶力は次第に衰えていきますよね。

また、インターネットの膨大すぎる情報にさらされ続けることによって、どの情報が大切なのかを判断・選択し、必要なものに集中する能力が低下するといわれています。つまり、スピーディに自分にとって役に立つ情報を選び出すことができず、仕事や日常生活の能率が大きく低下することになるのです。

また、常にデジタル機器に触れ続けることによって、デジタル機器に常に触れていなければ精神的な平穏を保てないようになってしまうのです。

総括すると、デジタル機器の過度な使用によって、記憶の処理に関係する右脳と海馬が衰えるということになります。

特徴

デジタル認知症は、「本人も周りも自覚しにくい」「放っておくと、認知症に移行する」と言われています。

対策

記憶力を活用する勉強や活動をする

単純に、漢字とか英単語もいいですが、自分が興味関心を持ったことを徹底的に調べて覚えるのがいいんじゃないかと思います。

将棋や囲碁で定石を覚えたりするのもいいと思います。

インプットするよりもアウトプットする

記憶力を高めるのは、ためておいた記憶を、適切な形で引っ張り出せるかどうかの能力にかかっているようです。

1日を振り返って日記をつけたり、自分が勉強したことの大筋を、改めてまとめ直して整理したりといった癖をつけると、重要な能力を見分ける能力が維持・向上できるようです。

対人コミュニケーション能力を高める

総合的に、自分が調べたことを人に伝えることはとてもいいリハビリになるとおもいます。

表情や仕草を見ながら、相手の興味や関心の程度に応じて自分が臨機応変に表現を変えることは、人が使うべき脳の機能をフルに使うことにつながります。

おわりに

今や、国民のほとんどが携帯電話を所有する時代がやってきました。
そして、スマートフォンの台頭によって多くのひとが小型のコンピュータを所有し、ネットの情報にいつでもどこでも際限なくアクセスすることが可能となっています。

特に若者の間でその傾向はより顕著と言えそうです。

つまり、デジタル機器の過度な使用を行ってしまいやすい生活環境の中で生きている若年層のひとにとって恐るべき病気といえます。

ついつい、手が伸びてしまうデジタル機器ですが、必ずしも必要がない場面では、あえて使用から遠ざかってみることが大切だと思います。

 - コラム

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