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認知症の早期発見は果たしてナンセンスか

   

当サイトでも、認知症の早期発見は非常に大切だと、各所で述べさせていただいております。

しかし、それに真っ向から対立するようなタイトルの記事が公開されているのを目にしました。

読んでみた感想を記事にします。

こちらがその記事になります。

「認知症は早期発見が大切」はナンセンスである かえって弊害多く ー http://biz-journal.jp

内容を読んでみると、「なるほど」と思わされました。同時に、認知症の早期発見が重要であることの反論にはなっていないと感じました。

まず、どこが反論になっていないと感じたかについてですが、認知症の早期発見が大切なのは、認知症症状がすでに現れている人や、画像所見上明らかに異常がある人について、きちんと触れられていないからです。こうした方にとって、果たして早期発見は無意味なものでしょうか?

そして、なるほどと思った点。認知症の早期発見を急ぐあまりいろいろな問題が生じているという指摘です問題なのは、誤診と過剰な認知症治療であるという点が、上記の記事の本質であり、それらは確かに問題であると感じました。

本当に必要な人に、支援や治療や医療費などが使えなくなるリスクがある点で、生活保護の問題とも重なっているように思われます。

 

最後に、医療機関に実際に入院することとなった方々を見てきた個人的な印象としては「早期発見が重要である」です。個人的に、上記のような問題を解決するために何ができるのかについては、考えていきたいとおもいます。

 - コラム

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