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見当識障害とは?毎回はじめましてなおじいちゃん

   

どうもこんにちは。

今日のお話は、中等度認知症の方を日常的にケア・サポートする方に向けての内容です。

「おはよう」というと怒り、「はじめまして」というと「ああそうですね」と応じるおじいちゃんのお話です。

おもしろいと思いませんか?普通の反応は逆ですよね。

相手が覚えていてくれたら嬉しいし、反対に以前会ったことがあるのに「はじめまして」とこられたら、少し残念な気持ちになるのがふつうだとおもいます。

そうした人間的な背景も踏まえておよみいただきたいのですが、病院や施設のの看護師や介護スタッフは、ケアする期間が長くなると、ついつい親しみを全面に出した関わりをしてしまっていないでしょうか?

しかし、ちょっと待って下さい。

あなたは慣れて見知った人かもしれませんが、相手からみたあなたはいつまでたっても初めて会う人かもしれませんよ。

なにを言っているかというと、いわゆる人の見当識や、記憶力に問題がないかということです。

この評価が、ご本人の安心を大きく左右します。

さて、考えてみて下さい。

全くの初対面の人が、「昨日はありがとう。調子どう?」といきなり話しかけてきたら、そりゃあ警戒したくもなり、非礼を叱りつけたくもならないでしょうか?

とくに、一年目の介護職の方はこれをやってしまいがちです。

気をつけましょう。

ちなみに冒頭のおじいちゃんは、スタッフが「おはよう」と声をかけると、「なんやおどろいたやろがい!」と攻撃性むき出しになり、怒声が聞かれたり非道いときには暴力行為がみられます。

一方で、「はじめまして、○○ともうします。」とスタッフ側が自己紹介から入ると、「ああどうもこりゃはじめまして」と、穏やかに応じられますし、そのあとは持ち前の社交性を発揮され、自分の身の上話を面白おかしくはなして下さいます。

たかが挨拶と思われるかもしれませんが、それでも実際これほどに違いがあります。

相手に応じて自分の出方を変えるのが大切ですね。

 - コラム, 見当識障害, 認知症ケア

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