認知症com

安心して認知症のいまをいき、これからをいきるために

*

認知症が進行すると、変化に対して鈍感になるが・・・

   

臨床場面では、いろいろな症状の方がおられますが、多くの方が変化に対して鈍感になります。

たとえば、室温や気温の変化に対して鈍感になる方が多いです。

なぜでしょうか?

認知症では、脳の機能が傷害されます。

すると、脳が周囲の微細な変化を認識できなくなるのです。

周囲の変化はもちろん、自分自身に関することもわからなくなります。

それがひどくなると、見当識の傷害が起こるようになる印象です。

しかし、人に関することについてはしっかりと変化を認めることができたり、逆に敏感だったりされるようです。

特に表情の変化はよくわかっておられるようで、笑顔や怒り表情などはよく理解されています。

自分が何かをしたことによって、相手が怒れば自分が何か失敗したと感じたり、とにかく相手の言説を否定したりするかもしれません。

逆に、自分の言動によって相手が笑顔になれば、喜びを感じるかもしれません。

 

そうした単純な関わりが認知症のケアにはとても重要なことです。

 - コラム

adsense336

adsense336

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

  関連記事

誰かと会うこと、どこかにでかけることが認知症の進行を食い止める

仕事を辞めると認知症が一気に進行するという話を耳にします。 それは、脳を使う機会 …

認知症進行予防の対策としては、実は効果の薄いかも知れない計算ドリル

計算ドリルの反復によって計算が早くなる可能性があります。 認知症の人でも同様に、 …

もの忘れ外来で、「しゃべり」から認知症がはんだんできるだろうか?

どの程度、すらすらと話ができるかどうか(正しくは、言語流暢性課題というらしいです …

no image
認知症のケアでよくあるケガについて

認知症の方をケアする時に、自他共に、時々事故でケガすることがありました。 これら …

認知症ケア先進国スコットランドに学ぶ

認知症の方が暮らしやすい社会を作るためには、さまざまな工夫が必要です。 その工夫 …

no image
相手が違和感を感じないコミュニケーションが基本

認知症の方のBPSDを軽減する関わりには、相手に合わせることが必要です。 つまり …

認知症の方々から学んだこと『人生を楽しんでおいたほうが良い』

臨床の現場で、何人もの認知症の方にかかわらせていただく中で、「楽しみが多い人は病 …

敬老の日の銀盃が銀メッキ杯へ

100歳万歳なのですが、そのお祝いムードに影を落としそうな話題です。 なんとも悲 …

「いい人生だった」と言えるために

以下の3つを大切にしましょう。 感情豊かに生きる 人生の意味と感情との関係性は大 …

no image
あえて考えてみよう。認知症のメリット

以前、「がんになってよかったこと」という記事を読んだことがあり、そのような発想に …