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安心して認知症のいまをいき、これからをいきるために

*

認知症の人を家族から隔離する施設であることだけが目的の施設がある。かもしれない。

   

ちょっと疑問に思ったので皆さんに提起します。

ズバリ、認知症の施設の中には、明らかに隔離施設としての役割だけを果たしているところがあるにもかかわらず、生活支援や治療というものを隠れ蓑としてだけつかい、それをきちんと地域社会に標榜していないところがあるのでは、という疑問です。

そして、その問題の根本は明らかに現在の施設基準にあると考えています。

なぜ施設基準が原因か

認知症の方が入る施設は、いろいろなものがありますが、どの施設も国などからのお金を受け取っている場合には一定の施設基準をみたしています。

そうした、一応の基準がありながらも、その運営は施設の責任者の判断で行なわれているのが現実です。

つまり、憶測ではありますが、グレーゾーンでの運営が行なわれているかもしれないということです。

なぜそうした事態が起こるかというと、行政も関与しきれないからです。(本当はそういうところに、しっかりと公務員を配置するべきだと思うのですが、そういうこと(フィールドワーク)ができる人材がいないのです。多分)

で、ところによっては、生活の場所や治療環境というよりも、家族が自宅から認知症の人を隔離するというニーズに特化した施設になってしまっているところがあります。多分。

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※写真はイメージであり、本文とは何の関係もありまっせん。

病院などの場所によっては入所している人が出て行かないように鍵をかけておくことができる場所もあるので、施設基準ぴったりの「少ない人員」でなんとか回るように回すことになります。多分。

正直、施設基準が設定されたのは、結構前のことなので、現状に合っていません。おそらく。

高齢化が進み、より介護が必要な人が増えてしまった今の状況においては、入所している人のゆとりある生活や、BPSDの治療環境を提供することは、施設基準の人数では不可能です。きっと。

と憶測にして思うのですが、実際に施設を利用されている皆様、あるいは施設職員の方いかがでしょうか?

それでいいのか

本来標榜しているところの価値は、生活の支援や治療だと思うので、そちらがきちんと満たされていないとおかしいのではと思います。

 

もちろん、隔離が主目的な施設があってもいいと思いますが、その場合はきっちりとそれを社会に対してオープンにして運営の仕方を社会に批判してもらうべきです。

 

最後に

そんな施設は滅多にありません。安心してください。

あるとしたら、普通は職員が内部告発します。多分。

 

もし、これから利用を考えている方で不安な方がおられましたら、一つ裏技を伝授いたします。

そういう雰囲気があるかどうかをしらべる簡単な方法があるのです。

それは、施設職員に、「年を取ってから利用したいと思うか、この施設のどんなところがいいと思うか」と問えばいいのです。

もしそこが本当に素晴らしい施設であれば、その答えはどの職員の口からもすらすらと出てくるでしょう。

 

というか、そもそも優良な施設が優遇される仕組みがきちん構築されていないから、全体がダメになっていくんですよ。

きちんと競争原理、市場原理を取り入れて行かないとダメです。

 - コラム

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