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施設において「理想の認知症ケア」なぜ実現できないか

   

内緒の業界ぶっちゃけ話です。

家族やご本人様向けの記事になったような気がします。

最初にお断りですが、極端に書いてますので、「どこの施設もそうだ」と絶対に思わないでください。「そういう傾向があるんだな」くらいに思って胸のうちに秘めていただければと思います。

余談

お茶を濁すように、いきなり余談ですが、認知症のケア・介護というのは、とても難しい面があります。

それは、相手の要求に応じたとしても、相手が満たされてその要求を取り下げてくれるとは限らないことです。

空腹感を訴えたので、食事を提供しても、すぐに空腹感を訴える方を想像していただければわかりやすいと思います。

このことについては、また別の機会に触れたいと思います。

さておき本題です。

「理想の認知症ケア」とは

認知症当事者の方は、日々、周囲にいろいろなことを訴えます。

このような訴えは、まさに内に秘めた欲求が表現されたものと言えると思います。

当事者の方のこうした欲求に対して、何らかの形ですぐに応じることができるのが「理想の認知症ケア」です。

このことに関しては、世の中のほとんどの方が意見を同じくしてくだささると思います。

業界事情と理想が実現できないワケ

しかしながら、現実問題として「理想の認知症ケア」を常に継続して行うことは不可能です。

なぜならば、ここだけの話ですが、多くの施設では人員が集まらないなどの理由から、施設基準ギリギリの職員の人数で施設を運営しているため、「合理化」を図るより仕方がないからです。

この合理化というのは、生活において最も優先される事柄にマンパワーを集約することです。

例えば、食事・投薬・排泄・入浴などがその対象にあたります。

それらに関しては、タイムスケジュールが定められ、その時間の枠組みに応じて仕事が遂行されていきます。

一方で、その他の欲求に対してはなかなか対応ができません。

家族に会いたい、外に出たい、などなど。

多くの方が、それぞれの人生に基づいた様々な欲求を明らかにされますが、その多くは聞きながされて終わります。

果たして、これで良いのでしょうか?

いいえ、いいとは思えません。

理想に近づくいくつかの方法

まさに「人はパンのみに生くるに非ず」ですが、現実問題としてそうしたケアが後回しにされるのが現実です。

さて、ここでタイトルを回収しますと、理想の認知症ケアができないのは、そもそも人数に余裕がないからです。

さらに進めると、施設基準の人数が少なすぎるからです。

もっと言えば、法律がそのようにできているのは、国にお金がないからです。

そして、今後税収は減少し、高齢者は増加するというアンバランスさが予想されているため、現時点ではこれ以上の充実を図ることが難しいからです。

以上を踏まえて、理想に近づくための方法をいくつか述べます。

起業する

もしも、今の環境で理想の認知症ケアを志したのだとしたら、どこかで働くよりもきちんとした手順で、起業するより他にないのだと思います。

今後の若手世代ではそういう動きが盛り上がっていくと、何らかのイノベーションが巻き起こって面白いのではないかと思うのです。

少子化を解決する

結婚可能年齢や就労可能年齢の引き下げは、多分そのうちにこの度の選挙権のように検討されるようになると思います。

今のところで言えば現実味はないですが、今後教育に対する税金の投入のあり方も変化していきそうな予感です。

認知症について知っているボランティアが増える

これもすぐにできることですね。

認知症の人はどんなことが困るのか、どんな支援が必要なのかということに習熟した人がボランティアとして施設で動いてくれれば問題解決です。

ですから、認知症について知っている人がとにかくたくさん増えることには意味があります。

まとめ

もちろん施設にも、余暇的な活動はありますが、個人個人の欲求に常にこたえることはできません。

少なくとも、現在の施設基準では。

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もしも「理想的な認知症ケア」を希望されるのでしたら、施設基準よりも多くのスタッフを置いている施設を探されることをお勧めします。

 - 介護サービス, 認知症ケア

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