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*

現在の医療・介護界の闇について

   

まず、慢性的な不健全市場。

まるっきり擬似的な社会主義システム。

個人的には、大衆レベルで考えた時、人間の良心なんてものはほとんど信用していないのですが、その根拠は、統治制度としての社会主義の失敗です。

人間の興味関心は、高度に教育されていない一般人の水準では、絶対にシステムに対しては向いていかないとおもいます。

ですから、社会を構成する一般人の隅々に対してまで社会主義のシステムを理解させることは完全に不可能です。

日本の医療の仕組みは、元気な国民の割合が9割九分九厘の時は非常に優れた仕組みと言えると思います。

しかし、社会が少子高齢となったいま、現状にマッチしていないのは間違いありません。

その原因となっているのは利害関係の整理がうまくいかないことにあります。

今の医療のシステムは一人ひとりの労働者が崇高な理念のもとに目の前の患者さんの健康を願い状態が良くなることを願って働くことを前提にして作られていると思います。

しかし現在の社会の労働市場を通して介護・医療の現場を見ると対価として働いている人に支払われるお金と要求される技能や労働のないように非常に大きな不均衡があると思っています。

どれだけ良いサービスを提供したとしても、最低限基準を満たすようなサービスを提供している他の労働者と同じ額の賃金しか支払われないような仕組みになっています。

この点が非常に社会主義的であり、頑張ったらそれだけたくさんの報酬が見込めると言う資本主義と大きくかけ離れた仕組みになっています。

現在介護医療の分野で働く人の子園は非常に大きくなっており昔のようにエリートがつくことができる仕事と言うわけではなくなってきています。

特に地方の介護施設や病院などではその傾向が顕著になってきています。

競争率の激しい都会等の病院や介護施設ではこれは当てはまらないかもしれませんが、今後高齢者会において多くのサービスが必要となるのは地方都市であることを考えるとこれは非常に問題があると言わざるをえません。

現在、福祉や医療の現場においてかつてのように全国均一に同じ水準の質の高いサービスを提供することは不可能になってきていると言うふうに考えるのが妥当でしょう。

にもかかわらず均一な日のサービスの提供を前提として社会主義的な仕組みの制度が維持され続けることには疑問を感じずには居られません。

競争が発生しないことが逆にサービスの質の低下を招いているからです。

また、サービスの対価としてのお金は利用者や患者様の支払うお金よりも国や地方自治体が支払う保険料の割合が高くなっていることも問題です。

これでは施設や病院の経営者は、本当の顧客である患者や利用者ではなく、出資者である国や制度の方に関心を向けて仕事をしてしまいます。

この点が、非常に大きな歪みとなり、患者や施設利用者に非常に大きな不利益をもたらしています。

現場で働く人間の質の向上が図らないような仕組みになっているからです。

また、顧客が自分でお金を払っていないがために起こる立場の弱さも問題です。

サービスを受ける側であるにもかかわらずきちんとに自らの要求をサービス提供社側に伝えることができない現状があります。

これではいつまでたっても施設や病院の質は向上しません。

むしろ、低下します。

認知症取り巻く環境においてはこの傾向が非常に顕著だと思います。

本来であれば利用者の方患者様の希望や要望を第一に考えそれを中心として職員は行動を起こし入社の方患者様の幸せを第一としてそれを目的に多くの人が協力するべきです。

しかしそうならないのは、サービスを受ける側の利用者様や患者様がきちんと自分の要望病院や施設の皮職員にうまく伝えられないからではないかと思います。

またそうした様を現場の職員に伝えたとしても、現場の職員にはそれらを変更する権限や具体的な手段が乏しいことも原因の1つとして挙げられると思います。

ですから現場の職員の立場の弱さも、医療や介護の現場の現在の状況を生み出していると言うふうに考えています。

これらを解決するためには、利用者や患者様がしっかりとした発言力をもつことと同時に、現場の職員がもっともっと力をつけていく必要があると言うふうに考えています。

そして、それは患者様の要望に基づいて実践し成果を上げそれを具体的な声として取りまとめて国に提言していくことでしかそれはなしえないと思っています。

その結果として医療や介護のサービスは成果報酬制となり患者様や利用者様が効果があったと感じられる場合にのみ報酬が支払われるような仕組みに切り替えていく必要があると個人的には思っています。

そうしない限り病院や施設が経営者の方の金儲けの道具に出してしまう危険性はいつまでたってもついてまうことになるのではないでしょうか。

また現場の職員が、患者様や施設利用者の不当な要求にに悩まされる現場がいつまでも無くならないのではないでしょうか。

このあたりの改善は現場の人材の質の担保と相まってまったなしです。

そして、適切なリーダーシップのとれる、マネジメント能力に長けた管理職も不足気味です。

人材が不足気味の今だからこそ、然るべき人間の強力で正しいトップダウンが必要だと思われますが、現場の人間をうまく動かせるリーダーも医療介護の現場ではかなり不足していると言わざるを得ません。

そう言う人材育成がうまくいっていない点も医療介護の世界の闇を作り出す大きな問題点だと思います。

いま、私たちに出来ることは、取り敢えず当事者やその家族の方には取り敢えずなんらかの形できちんと発信をしてもらうこと、現場の人間はそれを真摯に受け止めてきちんと働くこと。

そして、やってもらいたいことはリーダーはそれを組織内の掟として徹底し、国はちゃんとやってる現場の人間や患者様にはなんらかのインセンティブを用意することです。

そうすれば、多少は離職者が減って持続可能な医療や介護が行えるようになるのではないかと思っています。

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