認知症com

安心して認知症のいまをいき、これからをいきるために

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認知症が、絶望的なのは、自己完結な価値観が根底にあるからではないか。

   

別に認知症に限らず、癌や様々な難病を患った時に、何を希望として生きていけばよいのでしょうか?

認知症の逃げ場のない辛さは、認知症になった当事者の人にしかわかりません。

自分が自分でなくなっていくような感覚や恐怖も。

ですがそれらを踏まえても、そもそも、認知症の発症で自分の人生を否定的に見る必要はないと個人的に思っています。

なぜなら、人生の価値というのは、価値基準の数だけ存在します。

人間が、自分の人生の価値を測る時には、これから何ができるのか、あるいは、これまでに何を残したのか。

その二つを足して2で割ったものが、その人の人生の価値になるという考え方もあるでしょう。

そもそも、幸せって何ですっけ。

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個々人にとって違うと思います。

それがわかっていないと、自分が、これから何をなすかにしか価値をおけない人生で、さらに、自分の今後の人生に対して認知症というものを通して否定的になってしまうと、認知症を患った人生に絶望してしまうかもしれません。

でも、絶望しても、生きなければならない人生の時間は変わらないし、病気が治るわけでもないです。

だからこそ、自分ができることは何か、自分はこれまでにどんなものを残してきたのかを大切に出来たら、もっと認知症のある人生も楽しくなりそうな気がします。

そこも踏まえて、今後の人生を若いうちから考えてもらいたいと、若い人に対して思います。

中年の人も。

高齢の方も。

自分の人生の幸せと、自分の人生の価値を考えながら毎日を生きていく必要があるんじゃないでしょうか。

 - コラム

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