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認知症と診断されてから、はじめて自分の人生について考えるのはとても大変。認知症になる前に、もし認知症なったら、と意思決定について考えてみませんか!?

      2020/02/16

健康なうちに考えよう!認知症になった時のこと!

認知症になったら、っと考えるのは気が進まないかもしれません。

もしも、認知症と診断されたら、一番大切なことは今後の身の振り方を決めておくことだと言われています。

なぜなら認知症になって思考力が低下してから考えようと思っても、認知症の症状が立ちはだかって難しいからです。

考えてみませんか!?

元気なうちにやっておきたいことはなんなのか。

症状が進行した時に、自分がやるべきことはなんなのか。

健康でも認知症でも、『自分で自分の人生の意思決定をする』という意識が大切

自分の人生についての意思決定をしっかりと行うことが大切と言われています。

例えば、じぶんは何が好きなのか、だから何をし続けていきたいのか。

この先、そのためにどのように生きていきたいのか。

それを考えながら生きていくことがとても大切と言われています。

意思決定については普段から意識的に考えることが大切

しかし、このような判断を「認知症です」と言われた日からすぐに行うことができるでしょうか?

おそらく、頭が真っ白になってどう考えれば良いのか、と途方に暮れるかもしれません。

まして、認知症の症状が徐々に進行していってからはどでしょう。

考えること自体が認知症の症状で苦手になっていくことを踏まえれば、発症から時間がたてば経つほど、認知症になった私たちが意思決定について考えることは難しくなっていきます。

このように考えると普段から私たちは、病気のうむにかかわらず、自分自身がどのように人生を送りたいかと、意思決定をしていくことが大切であるということがわかると思います。

意思決定の練習「認知症になってもやり続けたいことってなんだろう」

さて、それでは、あなたが大切にしたいこと、認知症になってもやり続けたいことはなんでしょう。

私たちの多くはこの質問に即答出来ないと思います。

なぜなら、普段からそのような問いかけを自分自身に行う習慣がないからです。

いきなり意思決定について考えてみてくださいと言われてもなかなかできないですよね。

だからこそ、普段から意思決定を自分自身で行おうとすることが大切なのですね。

普段からの意思決定の有無が、認知症なってからの私たちの生活を大きく左右する

実際、認知症になったかたに「何がしたいですか」と問いかけても「わからない」と答えられる方がほとんどです。

しかし、色々と目の前に提示していくと、取り組み始める方、多いです。

主婦の方であれば包丁。

大工さんだった方であれば、のこぎりと木材と釘と金槌。

一度スイッチが入れば、生き生きと切ったり組んだりを始めます。

本当に認知症になる前に意思決定をしておくとスムーズ

しかし、面談の場面で、「何かしたいことはありませんか」と改めて問うと、「わからない」となるのです。

それは自分がやりたいことを、わざわざ言葉にすることが習慣になっていないからです。

私たちが認知症になった時、長年習慣化していることは、認知症になって以降もでき続ける傾向があると言われています。

やりたいことを自分で意識的に選択肢することが習慣になっていると、認知症になってからも、支援者に自分がどうしたいのかを伝えることができると思われます。

そうすると、私たちが認知症になった時にも、自分の好みにあった生活を送り続けやすくなるはずです。

私たち日本人は意思決定の習慣が乏しい、ので意識的に作ろう

人生を生きる中で、私たちはいくつもの重要な意思決定を重ねながら生きています。そこで、どういう風に意思決定をするかということが人生のその後が決まってしまいます。

私たちは、自分でそれなりに意思決定をしながら生きていると思います。

しかし、人によっては、日本は豊かなので、大した意思決定をしなくても、就職して、定年して生活ができてしまいます。

例えば、そういう形で決断を誰かに委ねる人生を送ってきた人が、自分の人生の最後に、いきなり自分の意見を述べようとしても、なかなか人にうまく伝えられない、難しいというのが、現実だと思います。

意思決定の習慣が乏しいことには、先に述べたように意思決定を社会から求められないからということも一因としてありそうです。

きちんと習慣になるように、今一度振り返って、意思決定を習慣化してみることが大切なのではないでしょうか。

人生の終わりを見据えて、今一度「自分はどう生きたいか」を自己決定しよう

ですから、意思決定は大切なわけですね。

特に認知症を見据えて大切になるのは、認知症になる前に自分の人生について、普段からしっかりと考えて、自分という人間はどのようなことを大切にするのかどのようなことがしたいと考えているのかについて、しっかりと明らかにすることです。そしてまた、実践しようとする、そういう姿勢が大切になるのではないでしょうか?

確かにそういう人生は大変かもしれません。

周囲から反対されることがあるでしょう。

自分の決断に自信が持てない時もあるでしょう。

しかし、そのような決断を普段から積み重ねている人の人生は、その終わりにおいてもまぶしい輝きを放っているものです。

自己決定は周囲との関係性を象徴する

自己決定ができる人は人生の終わりに、自分のことを大切に思ってくれる誰かの存在や、自身が死後に誇れる何かを世の中に残しているものであると思います。

それは、趣味として取り組んできた俳句かもしれません。

孫と一緒に旅行に行くことかもしれません。

子供にどうしても残したい一言や、アクセサリーなどの贈り物かもしれません。

兎にも角にも槍の子としたことがないように、やり切ろうとする人の人生は輝きを放っています。

私は何がしたいだろう、そう考えて、今後の人生を意思決定していきましょう。

認知症を見据えて、必要な意思決定とは

輝きを持った人生を認知症になってからも送るためには、普段から自分の頭で考えて自分であらかじめある程度のことを責任持って決めておくことが必要だろな、と普段の臨床を振り返って思います。

そういう自己決定ができる人の家族は、本人が認知症になってからもその人らしさを十分に理解して、その人の自己決定を適切にサポートしてくれているような印象です。

ですから、やはり、自分が元気な時、健康面に問題がない時から、自分が将来どうなりたいのかという見通しをしっかりと持った人生を送ること、それが大切ではないでしょうか?

 - コラム

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